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2017/08/09

クルーズへ行くなら、いつがおすすめ?エリア別のベストシーズン・ガイド

クルーズ旅行を計画し始める際、まずは行き先のベストシーズンを確認したいものです。
ベストシーズン とは、エリア毎の一番良い季節 をさしますが、その時期は目的により好みが分かれます。

例えば、アラスカクルーズの場合:
寄港地での観光を楽しめるのは夏ですが、オーロラ観賞が目的ならば秋。

という風に、クルーズを楽しむ目的は人それぞれ違います。

このページでは、そんな気になるテーマを 『ベストシーズン』 という表現ではなく、“ハイシーズン” と “ローシーズン” という分け方で説明しています。

ハイシーズンとは、多くの人から人気がある時期で、人も多く、クルーズの値段が高いのが一般的です。
それとは逆に、ローシーズンとは、比較的値段が安く、船上や港が混み合っていない時期をさします。

行き先によっては、時期により海水の温度が冷たい季節も。
スキューバーダイビングをしたりウォータースポーツを楽しみたいのなら、その行き先に応じて、泳ぐのに丁度良い暖かい気候の時期を選びましょう。

この様に、まずは自分や同行者の希望をはっきりさせ、自分達に適した時期を選んでみましょう。
今回参考にした、英語の元記事はこちら
http://www.cruisecritic.com/articles.cfm?ID=133


クルーズエリア別: ベストシーズン・ガイド



カリブ海


ハイシーズン
: 2月~4月中旬、6月下旬~8月、クリスマス時期と年末年始

カリブ海では、大まかに2回、冬と夏の時期がハイシーズンにあたる。
1つは、子供達の春休みと夏休みに合わせて、子供連れの家族に人気の時期。
この 「学校休暇の時期」 には、船上での子供向けの催しが盛りだくさんあり、普段は提供されない子供向けメニューが用意されたりもする。
また、同年代の子供達が多い為、簡単に友達や遊び相手を見つけることが出来るのはこの時期の特徴。
もう1つの時期は、クリスマスから年末年始の時期。
こちらは、冬場の寒さを逃れる為に、常夏のカリブでの休暇を求めて訪れる人たちの季節。

人気のエリアの為、これらの時期に値段が高いのは覚悟。
夏はハリケーンシーズンで、通常は8月中旬くらいから天気が崩れやすくなるので注意。
春休みの期間もフロリダの港は激混みになる。
その為、航空券の値段も高く、クルーズ予約よりも飛行機のチケットを先に予約した方が安心だという事態もある。
カリブ海へハイシーズン時期に旅行する場合は、航空券も早めに予約しておくように。

この時期のカリブ海は子供や十代の若者が多くなるのが有名で、特に大型船だとそれが助長される。
港も船内も人が多くなる為、それらの人混みを避けたい場合は、人数が制限される小さいクルーズ船を利用すると、若干問題が解消される場合もある。


ローシーズン: 4月下旬~5月、9月~1月上旬(年始は除く)

この時期は天気も良く、ハイシーズンと比べると数百人レベルもの人が減る。
特に秋は、ラストミニッツセール(出発間際のセール)が行われ、お得なチケットも多い。
一般的に、ハリケーンシーズンは6月~11月と言われており、その事を考慮する必要がある。
もし、台風がフロリダやカリブ海に直撃した場合は、発着港や寄港地など航路変更になる場合がある。
クルーズ行程が変更にならない場合でも、雨降りの日が多かったり、大波で船が大きく揺れる事もある。

バミューダ諸島


ハイシーズン
: 6月~8月

この時期は、船の数も多く、沢山のクルーズ会社の中から希望の船を選ぶ事ができる。
泳いだり、ボートに乗ったりと、マリンスポーツをするのに丁度良い水温。

夏休み休暇中は、子供も多く船上は賑やかである。
子供が多い為、船上での子供向けのイベントも多い。
気候的には、蒸し暑く、船上には乗客も多い。


ローシーズン: 4月・5月と9月・10月

蒸し暑いのが嫌いな人には、涼しくて過ごし易い時期。
しかし、天候には注意が必要で、特に10月は雨に悩まされる。
8月下旬から10月の間で、年に1度ハリケーンの季節が訪れる。
天候が心配な場合は、行き先をバミューダからバハマかカナダ・ニューイングランドに変更するという考えもある。
ローシーズンの中では、5月が一番天候のリスクが少ないと言える。

メキシカン・リビエラ


ハイシーズン
: 学校の春・夏休み期間、2月~4月中旬

特に、春休みは家族連れに人気が高い。
気温は21~31℃程度で、天気も比較的良く、乾燥しているので暑苦しさはあまり感じられない。
その為、北方面に住む人たちのホリデー先として人気の時期である。
2~3月は、クジラやイルカの観察に適した時期。
夏も家族連れには人気の季節だが、多くの船はアラスカへ向かう為、メキシコクルーズの本数は少ない。


ローシーズン: 1月上旬、5月、10月~11月

10月~11月は船の本数も多い為、選べる条件が増え、大人の乗客が多くなる時期。
1月上旬と5月は、乗客も子供も少なく、値段もお手頃。
天気は変わりやすく、予測し辛い時期でもある。
蒸し暑い時もあるが、5~15度くらいまで冷え込む事もあるので、注意が必要。

南米


ハイシーズン
: 11月~3月

南米は、2つの有名なクルーズルートがある。
1つは、蒸し暑い赤道直下のアマゾン地帯。
2つ目は、アルゼンチンの首都であるブエノスアイレスと、チリ中部のバルパライソを渡り、南米大陸の最南端のホーン岬Cape Hornの周辺を旅するクルーズ。

11月~3月は、南米での夏にあたる為、人気が高い。

気を付ける点は、場所により天候が急変するという事。
暖かい場所では、23~24℃の気温でも風が吹けば過ごし易いが、雨が降ると一気に5~6℃くらいまで気温が下がる。
また、ブエノスアイレスは蒸し暑くても、プンタ・アレーナス(Punta Arenas)や、ウシュアイア(Ushuaia)などの港では寒いという場合もあるので注意が必要。

この時期は、船の本数も多く、色々な数の中から船や行き先を選ぶ事が出来る。
しかし、この時期は南米での長期休暇期間でもある。
特にクリスマス、大晦日、イースターやカーニバル時期には地元民で船や港は大混雑する為、人の多さは覚悟しておくべき。
それとは逆に、11月下旬のThanksgiving Day(収穫感謝祭)から12月中旬までの間には、ハイシーズン中でも比較的安い船を見つける事が出来る可能性が高い。

ガラパゴス諸島は、1年を通してハイシーズンで料金が高い。
ここは通年で気温が穏やかで、トロピカルな気候を満喫する事が出来る。


ローシーズン: 4月と10月

人混みを避けるには、この時期がおすすめ。
天気も概ね穏やかで、値段も控えめ。
8月、9月のガラパゴス諸島は、波が荒れる為、船酔いが心配な人は避けた方が無難。


カナダ・ニューイングランド


ハイシーズン
: 9月・10月

この時期は、紅葉を楽しむには持ってこいの季節。
秋のニューイングランドは、港での観光や船上からの景色を陸・海両方楽しむ事が出来る為、人気も高く値段も高い。
東海岸沿いからカナダへ向かうルートでは、北へ向かうにつれ変わる紅葉の色を楽しむ事ができる。
気温は10~15℃程度で涼しく過ごし易く、港での観光も楽しめる。
また秋のこの時期は、学校の夏休みも終わっている為、子供の居ない静かな船上生活が送れる。
10月のクルーズの注意点は、寒さが始まる事。
特に北側に行く場合はかなり寒い場合もある為、防寒着の準備が必要。


ローシーズン: 5月~8月

この期間は、夏で天気が良い日が多い為、カナダの町を観光するには絶好の季節。
最高気温が22~23℃まで上がる場合もある。
気候が穏やかなので、ウォータースポーツをするには丁度良い水温で、家族で外に出掛けるのにも絶好の季節とも言える。

特に、カーニバルクルーズとホーランド・アメリカは、この季節にお手頃価格でクルーズする事ができる。

アラスカ


ハイシーズン
: 6月~8月

この時期は、最高気温が10~26℃程度で、年間を通して一番暖かい季節。
夏の季節は、アラスカの様々な自然を見ることができる絶好の機会。
とても人気が高い時期で、最低でも1ヶ月前まででないと予約をするのが困難。
希望のルートやツアーがある場合は、出来れば1年前からの予約など、早ければ早いに越した事はない。
この時期には、『沢山すぎる』 と言える程のクルーズ船が停泊する為、小さな港町に物凄い数の観光客が押し寄せる。
その為、寄港地での人の多さは覚悟するべき。

クルーズ出発が週の真ん中からのコースを選ぶ事で、港での人混みを若干緩和させる事が出来る。
値段的には、「南行きの船」よりも、「北の氷河へ向かう船」の方が安い場合が多い。


ローシーズン: 5月と9月

この時期の魅力は、人混みを避けられ、値段もお手頃な事。
天気は、条件が良ければ最高気温が10~15℃程度だが雪が降る場合もある為、防寒着など事前の準備が必要。
5月は夏のクルーズよりも雨が少なく、雪を被った山々など美しい景色を見ることが出来る。

9月下旬~10月上旬はメイプルの紅葉が素晴らしい時期。
運が良ければ、オーロラが見られる場合も。
9月は観光シーズンが終盤の為、お土産物屋でのバーゲンが期待できる。

ハイシーズンと比べ、ショア・エクスカーション(寄港地観光)がキャンセルになる場合が多い。
特に、天候悪化の為、ボートやヘリコプターでのツアー参加には注意が必要。

デナリ国立公園・Denali National Parkは、9月は雪が原因で閉まる場合が多い。

地中海


ハイシーズン
: 5月~9月

地中海は、世界中からの乗客が集まる人気のエリアで、特に8月は、多くの子供連れの家族が夏のクルーズを楽しむ為に訪れる。
乗客の国籍色は豊かで、この時期は船上での子供向け催しも盛りだくさん。
ハイシーズンは、人も多く、クルーズも飛行機も料金が高く、気温も蒸し暑い。
7月、8月は気温が高く日差しが強い為、特に観光の際は注意が必要。
8月は、レストランやお店が閉まっているところが多いと思っていたほうが良い。
これは、夏のホリデー期間中のヨーロッパは何処も同じである。
9月は、子供たちの夏休みが終わり静かなクルーズが楽しめるのと、まだ暖かい気候を楽しめるという理由から、地中海西側へのコースの人気が高い。


ローシーズン: 10月~4月

早春と秋の終わりは、値段も安くなり、港での人も少なくなる季節。
3月と11月は雨が多い季節ではあるが、気候は穏やかで過ごし易い。
1年中を通して地中海コースを運営するクルーズ会社は珍しいが、冬の間でも比較的暖かいスペイン、モロッコ、カナリア諸島などへのクルーズがいくつかある。
それらは、値段もお手頃な場合がある為、探してみる価値あり。 



ヨーロッパのリバークルーズ


ハイシーズン
: 4月~10月

春と秋はヨーロッパをゆっくり見たい人には人気の季節。
春は、花が咲き誇る季節の為、ヨーロッパの町はどこも景色が素晴しい。
特に、オランダからベルギーに抜ける川沿いのクルーズは、美しいチューリップ畑を通るので素敵。
しかし注意が必要なのは、この時期は大雨が多く、早春には川が洪水し通行止めになる場合もある。
逆に、夏の炎天下の場合、川が乾ききって船が動かなくなる場合も。
もし、これらの様な 「天候でのトラブル」 が起き、船での旅を続行出来なくなった場合は、バスで移動する場合もある。
家族向けの寄港地にも寄るが、たとえ夏の間であっても静かな場所が多い。
大型船でのクルーズ旅に慣れている人には、少し物足りなさを感じるかも知れない。


ローシーズン: 3月、11月下旬~12月

この時期は、天気に影響され難い場所へ寄る。
例えば、3月にはお城や大聖堂、趣のある古い町へ寄りショッピングなどを楽しむ。
それらは、夏の人混みとは真逆で、静かに町歩きを満喫する事が出来る。
11月、12月には、ドイツ、オーストリア、中欧ヨーロッパ諸国へのクリスマス・マーケットへのクルーズコースが多く開催される。
寒い時期ではあるが、買い物好きとクリスマスファンには、この季節独特の川沿いのマーケットを経験出来る人気のコース。
多くのヨーロッパのリバークルーズは、1月、2月は行われない。

北欧・バルト海


ハイシーズン
: 6月~8月

ノルウェーのフィヨルドやバルト海は、夏の間が一番人気。
気温は穏やかで過ごしやすく、稀に蒸す時もある。
晴れの日も多く、町を歩いたり、カフェのテラスで過ごしたりするのに持ってこい。
この時期のバルト海は、ヨーロッパの中でも特に人気があり値段が高くなる。


ローシーズン: 5月と9月

子供達は休暇が終わり、学校に戻った後の時期の為、港にも人が少ない。
5月は爽やかな気候で、9月は紅葉を楽しむ事が出来る。
気温は少し寒いが、夏の人混みの騒がしさが無く、夏よりも値段が安くなるのは嬉しい。

フッティルーテン(Hurtigruten)や、フレッド・オルセン(Fred. Olsen)、その他のクルーズ会社でも、冬のクルーズ・セールを行う会社があり、これらはローシーズンの為に安い。
オーロラ観賞が目的の場合、冬の天候は変わりやすく、厳しい寒さや雪でオーロラを見られない場合もある。
また、寒さや天候で船内に居ることが多くなるなど、希望とは違う事態も予想しておくとがっかりしないで済む。

ハワイ


ハイシーズン
: 12月下旬~4月

冬の特にクリスマス直前から新年の1週間目くらいが、ハワイの一番賑やかになる季節。
この時期は、ホノルル行きの航空券も年間を通して一番料金が高い。
気温は暖かく過ごし易いが、雨が多いのは12~3月で、天気の面ではベストシーズンとは言えない。
冬の終わりから早春に掛けて船の数が一番多く、この時期は、クジラやイルカの観察にはもってこいの季節。


ローシーズン: 5月と6月、9月~12月中旬

春の終わりのクルーズは、天気も良く、ハイシーズンよりも人が混みあっていない。
夏も家族向けには人気の時期で、特にノルウェージャンは、通年でハワイクルーズを行う。
夏のクルーズを考えている場合は、8月は蒸し暑く、海も荒れることが多いので注意が必要。

9月近くも蒸し暑く、稀にハリケーンの影響があり海も荒れる為、シュノーケリングの機会は減る。

11月下旬のThanksgiving Day(収穫感謝祭)から12月中旬までの間が安くなる時期。
アラスカクルーズのシーズンが終わり、それらの多くの船がハワイへとやってくる為、9月下旬~10月にはハワイクルーズの本数が多く選び易い。


タヒチ・南太平洋


ハイシーズン
: 5月~10月

この時期は南太平洋の冬で、強風になる時はあるが、雨や台風は少ない季節。
気候は乾燥していて、ウェディング、ハネムーン、学校の夏休みの為、ヨーロッパを含め世界中からのクルーズ客で溢れかえる時期。


ローシーズン: 11月~4月

この時期は南太平洋の夏の季節で、雨が多く、気温も上がり蒸し暑い。
しかし、値段は断然安くなり、まだ泳ぐのに適した水温である。
11月~1月に比べ、3月と4月はローシーズンの中では、雨は少ない。

オーストラリア


ハイシーズン
: 11月下旬~3月

この時期、オーストラリアは夏の季節。
シドニー、アデレード、パースは人気の寄港地。
また、オーストラリア北東部のクイーンズランド州も温暖な気候で、人気の高い寄港地である。

オーストラリア人は、12月下旬から1月下旬に長期休暇を取る場合が多く、この時期は港も空港も混み合うと予想しておいたほうが良い。

この時期は台風の季節でも有るが、ブリスベンやケアンズなどで影響する場合が多い為、それらに寄る場合は確認が必要。
台風時期は海が荒れ、船が揺れることが多いので注意。


ローシーズン: 5月~9月

オーストラリアは、年内を通して気候が安定している為、ローシーズンのクルーズがあればお買い得である。
オーストラリア北東岸に広がる世界最大のサンゴ礁地帯・グレート・バリア・リーフへの大型船でのクルーズは、年間を通して見つけることが出来る。

タスマニアへのクルーズやツアーは、雨の多い6月~8月の時期は、キャンセルになる場合が多い。

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