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2016/07/28

クルーズ予約の前に知っておくべき事・その2

前回に引き続き、“The Telegraph” から 「クルーズ船選びのポイント」 を、 から  までの頭文字で説明した記事を基に日本語にまとめています。

本記事では、  から  までの後半部分をご紹介していきます。




NUMBERS

乗客の数

乗客が多く、大きな船になればなるほど、船内でのイベントや公共施設などの設備が充実してきます。
しかし、一緒に旅をする人数が多ければ多いほど、何をするにも待ち時間が長くなるものです。
大型船の場合、特に寄港地での船の乗り降りに時間が掛かるのは覚悟しておくべきでしょう。


BOARD SPEND

船内での出費

クルーズ航海中の殆どの食費は料金に含まれて居ますが、アルコールに関しては別料金の船会社が大半です。
夕食時のワイン、ミネラルウォーターやコーヒーは無料なのか?
客室での映画鑑賞、寄港地で利用するシャトルバスは別途料金がかかる?

など、船内での出費を確認し、旅の前に大まかでも予算を定めておくと良いでしょう。

また、スパなどの船内施設の利用で追加料金が必要となる場合もあるため、それらを利用する予定がある場合は事前のチェックを忘れずに。

PORTS OF CALL

寄港地

全ての寄港地が、その町の中心だとは限りません。

また、行程表に記載されている寄港地の名前が、実際に寄港する都市名では無い場合があります。

例えば、ローマやロンドンと表記されていても、実際にはそれらの都市からはかなり離れた都市だったりします。

港からのシャトルバスで主要都市へ行く場合の送迎でも1時間以上掛かる場合や、電車などの公共機関を利用場合は何回も乗換えが必要になる事もあります。
有名な観光地がある都市まで時間をかけて行かなくても、寄港地の港を散策する方がゆっくりと観光を楽しめ、旅の時間を充実させる事ができる場合もありますので、近場の港でのんびり過ごす事も検討してみては如何でしょうか?


QUEASY

船酔い

今時のクルーズ船では船の揺れを防止するシステムを採用している為、ひどい船酔いをするケースは減ってきています。
それでも心配な人は、船の真ん中で、なおかつ低層階、季節は波が穏やかな時期を選ぶと良いでしょう。


ROUTES

航路の確認

いくつかのクルーズでは、船の右側か左側どちらの客室がいいのかは、旅程の航路を良く調べて検討することをお勧めします。
例えばアラスカクルーズでは、ワシントン州のシアトルからアラスカまでの間の航路の景色が素晴しい為、内陸を見る事が出来る側がお勧めです。
各クルーズの行程により船の進み方は様々ですので、自分が乗りたい船の航路を事前に調べるのが良いでしょう。




SHORE EXCURSIONS

寄港地観光 (ショア・エクスカーション)

ショア・エクスカーションとは、寄港地で行われる観光ツアーの事です。
オプションツアーと呼ばれる場合もあります。

多くの船では、これらの観光ツアーには、追加料金が発生します。
人気のツアーは、クルーズ船が出港する前に既に予約が一杯になり売り切れてしまいます。
つまり、参加したいオプションツアーがある場合は、クルーズ船の予約の時点でオプションツアーの予約も必要という事です。

逆に、あまり参加者が集まらなかったツアーは、中止になる場合もあります。
予約をする際に、ツアー行程にどれくらいの時間が掛かるのか、歩く距離はどのくらいなのか?などを確認しておくのが良いでしょう。
丸一日かかるようなツアーだと、船へ戻った後から疲れが出てしまい、夕食やその後の旅程で体調を崩してしまう恐れもありますから要注意です。

TENDERS

テンダーボート (渡し舟)

寄港地の港が小さい場合などは、大型船が停泊するのが難しい場合があります。
その様な場合は、テンダーボートと呼ばれる小さな船が、港への渡し舟の役割を果たしてくれます。
大型船の場合、多くの乗客がテンダーボートに乗る訳ですから、時間によっては長蛇の列になる事が多いです。
デンダーボートの為に待つのが嫌な場合は、それらの必要にならない、つまり港に横着けできるくらい小さなクルーズ船を選ぶと言うのも一つの選択肢です。

UK PORTS

日本発着クルーズ

この項目の元記事では、イギリス発着クルーズについて書かれていますが、ここではその内容を “日本” に置き換えて説明しています。
海外まで飛行機を利用するのが嫌な人は、日本発着のクルーズが良いでしょう。
国内ですと、自宅から比較的簡単に港まで行くことが出来ますし、飛行機を使わないという事は、スーツケースの上限個数を気にする必要もありません。
日本発着の場合、海外発着クルーズと比べ日本語の通じるスタッフが多い場合もあります。
また、食事や船内イベントも日本人向けに考えられている事が多い為、気軽にクルーズを楽しめ、特にクルーズ旅行の初心者にはお勧めです。

VIEWS

窓からの眺め

「窓付きの客室」=「窓からの眺めをさえぎるものが無い」とは限りません。
予約する前に、「眺めをさえぎるもの」 の有無を確認する事が重要です。




WEATHER, WHERE and WHEN

いつ、どこに行くか

ローシーズンとは、クルーズ料金が安い季節・時期の事で、最高の季節(ベストシーズン)とは逆の意味です。
つまり、その土地の最高に良い季節では無い為、天気が不安定だったり、期待している自然風景が見られなかったりする場合があります。
ベストシーズン・ハイシーズンの時期は、クルーズの行き先により様々です。
もし、「最高の季節」 以外でも構わない場合はローシーズンは比較的値段が安い為、旅の候補として検討してみる価値があるかも知れません。


EXERCISE OPTIONS

運動の機会

もしも普段から運動をしているのであれば、船上でも体を動かしたいもの。
船上には、ジョギングコースや、一周ぐるりとウォーキングで廻れるデッキ、スポーツジムなどがある為、運動には困りません。
ぜひともスニーカーを持参して、海上でも体を動かしましょう。


YACHTS

ヨットのような空間

小さなクルーズ船は、ヨットの様な窮屈さもなく、大型船とは違った魅力的な寛ぎの空間を提供してくれます。
ヨットの魅了の一つである “のんびりとしたプライベート空間” をクルーズで楽しみたい方は、小さなクルーズ船での旅がお勧めです。

ZODIAC

小さなボートでのツアーについて

寄港地で行われるいくつかのオプションツアーでは、小さなモーターボートやゴムボートで参加する「自然を体験するタイプのツアー」 があります。
揺れも激しく、船酔いが心配な方は、こういったツアーは避けたほうが良いでしょう。

まとめ:

前回から2回にわたり 『クルーズ予約の前に知っておくべき事』 を紹介してきました。

クルーズ経験者にとっては、お馴染みの情報だったかも知れませんが、初心者にとっては確認しておきたい項目が多かったと思います。

特に、

夕食レストランのシステムについて」 や 「船内での出費」 については、旅行前にしっかりと確認しておきたい点だと思います。
 
人気ツアーの 「寄港地観光 (ショア・エクスカーション)」 に関しても、クルーズ予約と一緒に予約するのが良さそうですね。

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